葬式BARこんなんだったよレポート

twitterのTLでフォロワーさんに、「どんな風に死にたい?」と聞いてみたりしながら、いつからか「やるやる」と言っていた葬式BARでしたが、無事、満員御礼で終了しました。定員20名ぐらいを見込んでいたんですが、26人ほど集まってのカレーを食べる集まり・・・じゃなくて、「葬式を語り合う集い」になりました。

■葬式について

 現在、無職FESで「なんでもBAR」と題して色んなBARが催されていますが、今回は<葬式BAR>としては初回ということで、世界中の葬儀についてのレクチャー(インドのガンジス川とかゾロアスター教の沈黙の塔など)にはじまり、参加された方の「理想的なお葬式」は、それぞれ紙に書いてもらったものを読みあげてゆく・・・という形を取らせていただきました。やっぱり日本ってほぼ無宗教な土地柄もあってか、仏教のお坊さんがお経をあげながら木魚を叩くといった伝統的な葬儀には対しては、特に若年層はあまり関心を持っていない印象を受けました。「せっかく人生の締めくくりなんだから沢山の人を招待してご馳走を食べてもらいたい」とか、「樹木葬がいい」とか、「遺すことになる人たちに笑ってほしい」とか、twitterでフォロワーさんに聞いてみたときと同じように、結構みんな自分なりの理想があるんだなということがわかりました。今後、「墓地が足りない」「親が死んだ後は葬儀を頼める人がいない」「単身者は単身者同士看取り合いができないものか、生前葬か・・・」といった現実問題に応じて、葬儀事情も変容していくのではないかと感じます。最後は、お隣りは韓国の葬儀についてを、在日韓国人の方にゆっくり話していただき、無縁仏予備軍の自分としては学ぶところの多い夜でした。

 葬式は、生前から語り合う場さえあれば、どんどん自由に、どんどん多様化するのかもしれない!?――ということで、次回の葬式BARは、無職FESいわいさんの単独運営で4月開催。そして同時多発的に、再びカレーのスペシャリスト香取薫先生も開催するので、もし、これを読まれている人のなかに「人間いつ死ぬかわからないのに、そういえば自分の葬儀とかぜんぜん考えたことなかったな・・・」「よりよく生きるために自分だけの死生観を練りあげてみたい」「毎日ひとりでごはん食べるのさびしい><」「とにかくインド料理研究家のカレーが食べたい!(安く)」「スタッフしてみたい・・・(´・ω・`)」という人がいれば、散歩気分で気軽に足を運んでみてください。生は死と背中合わせなので、外れナシできっとなにかしらを得られるよい機会になると思います。(孤独死は、ちょっと避けたいよね。だってさびしいじゃん!)

■カレー

本格インドカレーおかわりし放題+ビール(orお茶・チューハイ)+デザート(梨と栗)!
一階キッチンから手に手にカレーが旅するカレーリレーが見物でした
で、これを通して、知らない人と一緒に夜ご飯の準備をすると、
なんだか幸せな家みたいで泣きたくなることが判明しました。感無量。
またやりたいです。

 

■漫読+カレーなラップ

 

 さて、葬式の話だけでは全体が重くなってしまいそうだったので、東方力丸さんの漫読ショー。打ち合わせのときは『ふたりえっち』を読んでくださる予定だったのですが、まるで不意打ちのように『耳をすませば』の甘酸っぱい恋物語を読み聞かされてしまいました。「雫、大好きだ!」と叫ばれたときには、「もうやめて!非リア充のHPは0よ!」と叫びたくなるぐらい甘酸っぱかったです。最近、下北沢界隈でこどもたちの人気をじわじわ獲得しつつあるカレーまんには、彼自身のカレーな人生に纏わるラップを歌ってもらいました。多分、このカルフォニア出身(謎の設定)の黄金の青年、カレーまんで食べていけると思います。なんかマジですごいです、輝き方が。両者とも笑わせ上手で、指名して正解でした。いや、ほんとよかったです。みんな笑ってたからね。これ以上にすばらしいことはないでしょう。ときどきはゆったりくつろぎながら、しっかり笑って息抜きしないと、たぶん現代日本って生きること自体が大変です(元うつ病者談)。無職FESのイベントはとにかく手づくりでアットホームな雰囲気が売りなので、にぎやかなイベントが苦手な人も、今後どんどん、あたらしい世界に出会うきっかけとして足を運んでほしいなと思います。今はネットで簡単に人と繋がれるけど、リアルに会って杯を酌み交わすってやっぱりぜんぜん違いますよ。「書を捨てよ、町に出よう。(寺山修司)」はやっぱり名フレーズです。

■ご来場いただいた皆さんへ

 ポスターの絵を提供してくれたHonznas君と無職FES関係以外の人ははじめて会う方ばっかりだったんですが、カレーを食べながら声を交し合ったり、余興(強烈な)でどっと笑ったり、ほんとうにあったかくていい感じ夜になりました。もともと、「孤立無援社会のさなか孤立する可能性のある人同士が縁を結ぶ場になれば」が土台でもあったので、一緒に笑い、一緒にご飯を食べる場を生み出せただけでも企画&運営側としては大成功でした。イベントはその場にいる全員で結びあげるものなので、ご協力いただいたボランティアスタッフさんは勿論のこと、参加いただいたすべての方に、感謝しきりです。楽しいひとときとすばらしい笑顔を、ありがとうございました。またお会いしましょう。どうぞ、きっとよい人生になりますよう!

      

葬式BAR:東京砂漠で迷子にならないために

一回、下見に行ったんですけど、ちょっと迷子になりやすい場所にあるので、案内人がお待ちしてます。めじるしは、ゼブラ縞模様の帽子。看板を持ってるはずなので気軽に声をかけてください。一人で来られる方で道に迷われた場合、直接会場のVayuさんへお電話を。

集合場所: 東京メトロ銀座線 外苑前 3番出口出てすぐの喫茶店前

    第一便:16時40分
    第二便:17時15分

お店:Vayuさん
TEL:03-6804-6976
住所:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-36-17

理想的な死ってどんなだろ? 葬式BAR開催

 こんばんは。無職フェスさんの「なんでもBAR」にあやかったみえないBARです。みなさんいかがお過ごしですか? うつ病とかなってないですか? なりそうだったらうつ病経験者とまったりカレーでも食べましょう。お年寄りから従軍経験を聞いてみる戦争BARとかいろいろすばらしい案があがってましたが、今回は、twitterでも告知してきたとおり葬式BARです。

 ちょうど今日の毎日新聞に、【無縁墓地:収容スペースあとわずか 年々増加、埋葬の6割「孤立死」 東京・立川】という記事がありました。もう、墓地が無いらしく、孤立死もどんどん増えているそうです。「じゃあ、いまの10代、20代、30代あたりはどんな死を迎えるんだろう」って最近よく考えるようになりました。
 無宗教者が多いから通夜を省いた「一日葬」とか、土地が無いから「樹木葬」とか「散骨葬」とか、現代は葬儀のかたちも徐々に多様性が生まれつつあるらしいです。「せっかく、人生最期の日なのだから、お世話になった人へのおもてなしパーティーしたいなぁ」とか、自分のお葬式を想像しはじめると案外楽しかったので、どうせなら、他の人にもどんなお葬式をしたいかを聞きながら【人の和結び】を兼ねたごはんの会を開こうじゃないか、と企画しました。

日時:2012年9月29日(土)17時~21時
入場:1000円(メインメニュー+1ドリンク)
店:ナチュラルスペース&キッチン Vayu
場所:渋谷区神宮前3-36-17
アクセス:Vayuさん公式サイトのmap参照

 チラシの主催を、「無職フェス」でくくってしまいましたが、今回は、前回みえないBARでその料理スキルを惜しみなくふるってくださったインド・スパイス料理研究家香取薫先生との共催です。先生はインド渡航経験豊富なので、あのマザーテレサの活動で有名な「死を待つ人々の家」について語ってくれると思いますいま日本に暮らす人には、なによりまずほっとひといきつくことが大事だと思うので、むずかしかったり重たい話は抜きにして、会社と自宅を往復するだけの単身者や既にうつ病になってしまって療養中の人とか、就職難にあえぐ学生とか、世代や立場、人種を問わず、「だれかとおいしいご飯食べてみたいな~」と思ってる人とカレーを食べながら、ゆるーい時間を過ごせたらいいなと思います。

 メインメニューは、エビのカレー(1ドリンクつき)
 他にも食べたことのない本格インド家庭料理が注文できるようになっているそうで
 珍しいものを食べたい方はどんどん注文してあげてください。
 アルコールも注文可能です。

 ふらっと集まって、おいしいものを食べて、来た人みんな笑えるように、破壊的な癒し戦闘力を誇る東方力丸さんの漫読あり(破格でお願いできました!力丸さん感謝!)、下北沢のマスコットとなりつつある無職フェスの使者カレーまんも歌ってくれるそうです。お葬式で流したい曲をその場で検索して流せるようにもなっているらしいので、4時間ですが結構内容は濃いと思います。疲れてしまっては本末転倒なので、どうぞ、頭もお腹も空っぽにしてきてください。

 ちょっとゆったり休みましょう。そして、しっかり栄養取りましょう。
 死なないために、生きるために。

 そういえば、youtubeに東方力丸さんと漫画家(?)死後さんの最新作がUPされていました。
 「大都会を生きる若者は、果たして幸せになれるのか?」 
 やっぱりおもしろいです、この方。
 東方力丸×死後くん【302号室】PIANTA×STANZA

 写真:世田谷区のイベントで「カレーまんとは何か」を力説するカレーまん

みえないバーwithイイトコサガシとシルバーリボン@Rooms下北沢のご報告

こんばんは、みえないバーです。アート方面でも結構聴くことば、ワークショップ。ワークショップってなんぞ。元ひきこもりで世間知らずの不束者ですが、はじめてワークショップ(以下WS)というものに参加しました。

今回みえないバーは、無職FESさんとこころの病に苦しむ人を繋ぐ「結び目」としてあったのかなあと思います(打ち合わせとかしてません・自白)。うつ病からは幸い復活しましたが、いまも後天性てんかんはじめ併発した複数の疾患を背負っているので、支援者ではなく、あくまでも当事者として、イイトコサガシさんとシルバーリボンさんのWSに参加させて頂きました。

たのしかったです! 

なにしろイイトコサガシの冠地情さんが演劇方面出身のアイスブレイクの達人なので、進行がうまい。「勉強しに行く」という感じがほとんどなくて、ゆったり、まったり、他の参加者の方との対話を楽しんできました。Rooms下北沢さん自体がくつろげる「お部屋カフェ」ということもあり、今日、はじめてお会いした参加者の方も、「自分の家みたい」「そのまま昼寝してしまいそう」とか、なかには床に寝ころぶ人もいて、とてもいい感じでした。

 3種のパスタ+サラダ+ドリンク飲み放題
 めちゃくちゃ美味しかったです。
 (牛すじカレードリアはまた次の機会に!)

 

 

 

無職フェス岩井さんも告知ページで的を得たことをおっしゃっていたんですが
悲しいことに病や障害には、
どうしても「社会的スティグマ・負のイメージ」がついて廻ります。
「メンタルヘルスとかって扱い辛い」と。
そうなんです。難しい。

5月に開催したみえないバーの企画中、こころから願ったことが、病や障害に纏わる負の印象、社会的スティグマ、偏見を拭いたいということでした。アインシュタイン曰く「原子を割るよりも偏見を割るほうが難しい」そうで、これはその通りだなあと、当事者として日々痛感しています。なので、「原子を割るより難しいことしてるのかすっげえ!!!」とひそかに感激すら覚えました。武者震いです。(なんてゆうか、僕的には、スケールをでかくすると楽しくなります。)

病や障害の話になると重々しい感じがして、どうしても逃げたくなったりしますよね。当事者である自分もそうです。できれば、毎日、楽しいことをしていたい、心地好いものと暮らしたい。多分、誰でもそう。そして、きっと、それでいい。だって一回しかない人生だもん。――でも、病や障害を抱える人の声って、いつか病や障害を抱えるかもしれないあなたやあなたの大切な人にも役立つ風潮やセーフティネットを編みあげるものだったりして、病や障害を背負っていてもひそかにがんばってる人って結構たくさんいます。なので、どうか、それは忘れないでほしいと思うのです。――病背負ってても、障害背負ってても、社会貢献してる!

個人的に、詩人や絵描きとの付き合いが多いです。
詩人の友達は、なんというか、大体みんな抗精神薬と暮らしてたりして、
でも、みんなけっこう、フツーに若者です。
恋しちゃってたり、してなくても青春か貧乏は必ずしてたり。
自分が苦しい思いをしている分、みんなけっこう、あったかい人だったりします。
だれかの苦しみを想像することができるようになるから、
苦しみを知っておくことってすごく大きいんですよね。

大事なことのひとつに、病や障害であることを自覚していなければ、支援を受けることも、「わかってもらえない」という孤立した苦しみから抜け出すことも困難になる現実があるんですが、それでも、社会的な印象が悪い限り、通院を始めたり、案外たくさんある支援の糸口にも辿りつけません。僕自身、障害を抱えながら、支援の糸口を見つけることができず孤立してたタイプですが、幸運にも、去年と今年、わたしのフクシさん、イイトコサガシさん、シルバーリボンさんなどなど、目に見えないさまざまな苦しみに寄り添う方々の活動に出会うことができました。うれしかったです。「あ、人ってやさしいな。」って思えること、大事ですよね。――人を好きになると、生きることも好きになる。――どんなに他愛ないものであっても、人と出会うことを通して人を好きになること、なにより、インターネットではなく、実際に顔と顔を合わせて出会うことを通して人を好きになるって、劇的、革命的だなあと思う今日この頃です。(そういうことに気づかせてくれたみなさんに感謝。)

当バーの出発点はみえない病や障害について廻る「負の印象」を
どうにかやわらげる風潮の一端になりたいなあというものでした。
「精神病」は昨年、日本の五大疾病に数えあげられてますよね。
けっこう、いるんです。みえない苦しみを抱える人。
だから、少しでも、一人でも、苦しみを抱える人が減るように
どうせならたくさんの人といっしょにやわらかな風潮を育みたいなあと思います。
ひとりで無理をしなくても、いい。きっと、いい。
どうせだから、
いっしょに生きませんか、現代。
どうせだから、
いっしょに創りませんか、未来。

 

 

あ、ついでに紹介させていただきます。
twitterのみんなの声から生まれた見えない障害バッチ

「 さよなら。 」ときつねがいった。
「 ぼくの秘密をいうよ。すごくかんたんなことだ。心で見なければ、よく見えないっていうこと。大切なことって、目には見えない。 」

(サン・テグジュペリ著『星の王子さま』より)

――当事者バッジをつけているひとがいたら、「お手伝いできることありますか?」って声をかけてみてくださいね。――

(以上、 わたしのフクシ。 さんより引用。)

満員御礼! 19日の報告と謝辞

こんばんは。みえないバーです。昨夜、はるばるご来店くださった皆様、ほんとうにありがとうございました。

 

オープン時は、6人ほどしかお客さんが見られなかったため、「ヤバい・・・コケた・・・」と、まあ、自腹を切ることははじめから覚悟していたのですが、夜が深まるにつれ、Rooms下北沢さんにお借りした一夜限りの店内も満員御礼に。お陰さまで、カウンター下の薄暗がりにしゃがみこんでカレーを頂くことになりました。もともと蜘蛛が巣を張るような隅っこや薄暗がりが好きなので、重ね重ね、嬉しいかぎりです。薄暗がりは、すなわち薄明、トワイライト、夜明け。はじめて会ったもの同士、知り合い以上、友達未満の関係も、不安と期待のどちらもがあって、ほのあかりのような、暗がりのような、「はじまりの関係」でしかありませんよね。でも、おいしいごはんを一緒に食べることで、「ちょっとうれしいひとときを分かち合ったもの同士」にはなれたんじゃないでしょうか? はじめて会った時はどうしてもみんな知らない人同士なので、いつでもはじめての人が入ってこれるような店として、回を重ねることができたならいいなと心から思いました。一緒にごはんを食べるということ。相手が、家族でも、はじめて会う同士でも、やっぱりとてもすごいことなのかもしれませんね。感謝。

では、報告です。今回は、40人ぐらいのお客さんに集まって頂き(無職FESのいわいさんは50人と盛っていましたが・笑)大成功でした。来れなかった方、「次の機会があれば行ってみたい!」という方のために、19日の様子をご紹介いたします。

インド・スパイス料理研究家・香取薫先生のカレープレート。日本のカレーもおいしいけど、カレーの本場・インドの家庭料理はやっぱりおいしい。おいしくない訳がない! 食べた人みんなが笑顔になれるごはん。料理ってやっぱり愛情、魔法なんですね。香取先生、ほんとうにありがとうございました! 8月は、香取先生はいらっしゃらない筈なので、また料理人さんを探したり、いろいろ工夫+奔走したいと思います。(右はじに写っているチケットは、マスターえにくすがやっつけ仕事で用意致しました。要領を掴んだので、次回は、もっとゆとりをもって動けると思います。)

こちらは、ちゃぶ台食堂の橋本さんが摘んできてくださった山菜のてんぷら。夕方頃、橋本さんが店内のローテーブルで山菜料理の下ごしらえをする光景は、まさに、おふくろの味のおふくろの姿そのもの! 橋本さんのこどもでもないのに妙にジーンと感動しました。キッチンの方では料理人の間で、「いい摘み方!」と、素人には聞き慣れない会話が。山菜に、摘み方があるってご存知ですか? 多忙だったため冷めたものしか食べられませんでしたが、「てんぷらはあげたてをすぐ食べねば!」という教訓を勝ち取りました。や・・・ヤッター! 橋本さん、ありがとうございました!

とんでもない気魄で『ジョジョの奇妙な冒険』と『おやすみプンプン』を読んでくださった東方力丸さん。もう、凄過ぎてなにを喋っているのかもよくわかりませんでしたが、その場にいた誰もが圧倒されて笑顔にならざる得ませんでした。スケッチブックに貼りつけたおおきな漫画のページをめくりながら必死の形相で物語を読み聞かせる様は、まるで「物凄い紙芝居」。――現代の紙芝居此処にあり!――という感じでしたね。だいすきだったジョジョ3部のボスDUOを演じる力丸さんに、破壊的に癒されてしまいました。東方力丸さん! どうも、ありがとうございました。

 

さて、ここまではいいのですが、大変申し訳ないことに打ち合わせ不十分で撮影班を決めていなかったため、見えない障害に沿って、発達障害のお話をしてくださったイイトコサガシの冠地情さん、熱い弾き語りで若者たちに勇気と感動を与えてくださった志田歩さんの姿を残すことができませんでした。冠地さんは、2年、3年と地道に自立支援を続けるなかで培ったアイスブレイク(初対面の人同士の緊張や壁を和ませること)用のゲームを通して、見事にみんなの緊張をやわらげてくれました。調べてみましたが、いろんなアイスブレイクの手法があるんですね(参考:ダメダメ会議の前に!困ったときに助かるアイスブレイク集 10連発) 冠地情さん、ありがとうございました!

ライターでもありシンガーの志田歩さんの歌声は、その穏やかな笑顔、落ち着いた語りとは裏腹に、叫ぶように絶唱。10代後半~30代の若年層が客層の殆どでしたが、みんな、志田さんのパワーに打ちのめされていたように思います。司会進行の劇団ほぼ無職ねもじーさんが、「司会をやっていたにも関わらず、志田さんの歌を聴いて泣いてしまった。 下北沢でのたくさんの思い出がフラッシュバックして、不思議に心地良かった。」とつぶやいていましたが、私えにくすも、「カウンターのなかで」という歌に泣いてしまいそうになっていました。力強いエール、きっと忘れません。パフォーマーさんを探す途中、まるで神仏に導かれるようにして下北沢・真龍寺でお会いしたのですが、その晩、youtubeで志田さんの歌う姿を見つけたので、昨夜の雄姿の代わりにご紹介させて頂きます。

最後のライオン 志田歩&Teazer

今回、ひょんなことから店長を務めさせて頂きましたが、僕は、結構マヌケなので、案の定たくさんのスタッフさんの力に頼りきりでした。でも、そのためもあって、助けてくださった方々の”人と人の力”に、あらためて生きる喜びを教えて頂きました。無事成功に終わって、今は、うつ病期、希死念慮に打ちのめされていた頃の自分に、「こんな未来が待ってるよ」と教えてあげたい気持ちでいっぱいです。みなさん、そしてなにより、みんなが集える「場所」を提供してくださったRooms下北沢さん、ほんとうにありがとうございました。――ごはんはいのちをつくるから、いっしょに食べると、まるでいっしょに生まれるみたい。――帰宅して、なんだか一人そんなことを思いました。またきっと、いつかどこかでお会いできますように。(8月は、孤立無援社会に於ける孤独死を見据えた「葬式バー~ぼくのわたしの理想的なお葬式~」(仮)をやる予定です。おたのしみに!)

おまけ。個人的に、急遽、漫読の助手をやらされていた香取先生がなんとも言えずツボでした。漫画の台詞を読みながら、あいま、あいまに、「・・・ありがとうございます・・・」とささやく力丸さんの声がいやらしかったです(嘘です)

みえないバー開店! ごあいさつとスタッフの紹介

就職・雇用難、ニート、フリーター、無職、子育て、世代間格差、病・障害、医者にも治せぬ恋の悩み、経済不況、孤立無援社会、なんか大変だぞ、ニッポン!

Bar ianeim*

こんばんは。みえないバー運営えにくすです。いろいろ、できるだけ駆け回ってみたのですが、当日、来て下さった人みんなが、ほんとうにゆったり、ほっこり、くつろげるかどうかはぜんぜんわかりません・笑  ただ、司会進行の劇団ほぼ無職ねもじーさん、下北名物漫読の巨匠東方力丸さん、ライター兼シンガーの志田歩さん、普段黙黙と会社員をやりながら絵を描き続ける絵描きのHonznas氏、インド・スパイス料理研究家香取薫先生、友人の現役料理長、無職、ニート、フリーターを集めて政党をつくりたいとまでおっしゃる無職FES岩井さん(ボス)などなど、個性豊かな方がこころよく集まってくれました。楽しいバーになりそうです。

楽しいバーになりそうなことへは、なんとか手ごたえを感じているので、ちょっと真面目なお話をします。

今回、イベント企画を進めるなかで、発達障害のこどもさんを抱えるお母さんや、おなじく発達障害の支援活動を続けておられるイイトコサガシの冠地さんにお会いすることができました。冠地さんは、一人で発達障害支援活動を始め、約三年間で200回ものイベントを主宰されたそうです。最近、「新型うつ病や発達障害の学生が増えている」といったニュースを見かけますが、個人的に思うのは、普段、社会的に理解され難い苦しみを抱えている人は、実は、昔から変わることなくたくさんいたのだろうということです。――ただ、目に見えるかたちで、だれかの抱える苦しみが見えなかった。――かくいう自分が約十年ほど経験したうつ病も、なかなか人に打ち明けづらい、でも、毎日、死を願ってしまうものでした。家人にも苦労を掛けるし、社会でも、「甘え」の一言で切り捨てられてしまう。当時は、「なぜ自分だけが・・・」というやるせない思いを抱えていました。でも、この世界には、近からずして遠からずの苦しみが、案外たくさんあるんですよね。19日は、先程ご紹介したイイトコサガシの冠地さんにも来て頂きます。プロのインド料理も味わう、志田さんの歌声も味わう、力丸さんの漫読も味わう、ちょっと勉強もできる。結構、よくばりな一夜になりそうです。

見えない苦しみと言えば、
ちょうど、昨日、わたしのフクシ。さんですてきなお手紙が届いてました。

ふみだより「はじめましてのおはなし」http://watashinofukushi.com/?p=2791

「がんばりますよ。生かされてる から 生きている へ。どうにか近づける日が来るように。」

いいお手紙ですよね。twitterで見掛けた「「病気ですから♪」という最終にして最強の言い訳を、惜しげもなく使ってる社会人3年生が通りますよ。 大丈夫。一人にならなければ、私たちは生きていけるはず。」という見ず知らずに違いないふみさんに寄り添う言葉もとてもあたたかい。

さまざまなかたちで日本に暮らす人がいて、それぞれ抱える苦しみのかたちはそれぞれまったく違うもの。だから、理解しあうなんてとても難しいと思います。でも、たまに、いっしょにごはんを食べるくらいはできるかもしれない。19日はそんな感じで、ゆるーく集まれたらいいなと思います。

「ゲストは来てくれるひと全員。」と言うと、元うつ病でダークサイドに落ちるととことん厭世家になる自分でも、「しらじらしいな~w」とか思っちゃうのですが、ともかく、ゆったり、おいしいごはんと笑顔のあるひとときをいっしょに分かち合いたい今日この頃です。あちこちで、ゆるーい流れにどんどん生まれて欲しいですね、日本。日本だけでなく、世界全体。きっと、みんなが笑顔で暮らせるように。

当日は本格カレーの他にもメニューがあるので、お腹を空かせて、ふわりと気軽に来てみてください。
来てくれた人みんなが、お互いに、よい夜を分かち合えますように。

 

 

スタッフの紹介(twitterアカウントへのリンクつき)

司会進行:劇団ほぼ無職ねもじー
ボス:無職FES実行委員会代表いわいゆうき
店長(みたいなゆるいひと):えにくす

キッチン

まかないおばさん:インド・スパイス料理研究家香取薫先生
一応現役料理長:競馬とマンガがあればいいゴットゥーザ様

ゲスト

イイトコサガシ 冠地情さん
下北の賢人にして漫読の巨匠・東方力丸さん
弾き語りライター”Save the 下北沢”発起人の一人志田歩さん

絵の展示

内へ内へと籠ることで外へ絵を描くHonznasくん

ブログへの楽曲・絵の提供

mocaさん&加瀬世市さん

お世話になるお店

部屋カフェRooms下北沢 宮川店長

愛と勇気とご協力に感謝!!!!

パフォーマーさんを探しています。

ほっとすること、<癒し>が高い需要を誇る現代日本。どうやら、みんな草臥れているようです。どんなひとも、なんとかひといきつけますように。こんにちは、みえないバーです。

今日は、twitterでも紹介したmocaさんの歌、
『慰め歌』と『まもの』をもう一度紹介させていただきます。

「孤立無援社会に沿って、微力でも、だれかひとのこころの縁になるような”人の和”を編みたい。みえない苦しみを抱えるひとに少しでもやすらいでほしい。」という、このバーのコンセプトを聞いて、楽曲提供のお願いに快く頷いてくださった北海道の歌い手mocaさん。

芯があって、うっかり安心できる歌声。
なんだかお母さんの子守唄に抱かれるこどものここちになってしまいます。
宅録かな? 一度ぜひ、生で聴いてみたいです。

『慰め歌』 – moca

続いて、おなじくmocaさんの『まもの』。
そっと耳を傾けてみてください。
きっと、どんなひと、どんな偉い王さまのなかにも、
なかなか言うことを聞いてくれない”まもの”がいっしょに暮らすものだと思います。
社会では認められ難くても、
まものたちは、もしかすると、なにかとても大切なことを伝えようとしている
かがやきのひとつずつかもしれません。
それにしても、色えんぴつの線ってあったかい。

『まもの』 – moca

残念ながら、mocaさんは、北海道在住のため当日参加することができないそうです。

そこで、みえないバーでは、5月19日に、「だれか人を笑顔にしたい!」というあったかいきもちやねがいを持ったパフォーマーさんを探しています。弾き語りでも、楽器演奏でも、パントマイムでも、手話歌でも、漫才でも、どんな芸でもかまいません。こちらからお願いしたいくらいなので、「こんな人がいるよ!」と、なにかすてきな芸のできるひとを知っておられる方からの情報もお待ちしています。@Ao_69かコメント欄へ、気軽に声を掛けてください。お礼は・・・き・・・決まり次第かんがえます(゚◞⊖◟゚ )))Э彡~~~

mocaさん、やさしい歌声をありがとう。

5月19日のメインメニューと司会者紹介

色々とたいへんな日本のみなさん、今日も一日、おつかれさまです。
どんな人も、生きてきた分、みんな孤独や葛藤を抱えていたりするものですが、「誰とも分かち合えない痛みや苦しみをみんながそれぞれに抱えて来ている」という暗黙の了解があらかじめあれば、無理をして楽しまなきゃとか話を合わせなきゃとか、焦ったりせずに済むのかな? などと、期待も含めて、ちょっとのんきに考えております。お家感覚・路地裏感覚・お庭感覚でくつろぎたいですね。こんばんは、みえないバーです。

19日のメインメニューが決まりました!

みえないバーのキッチンスタッフに自ら「賄いおばさん」として名乗り出てくださったインド料理研究家の香取薫先生。メニューのアイデアから調理の下拵えの指示に至るまで、丁寧に、丁寧に、あたたかな言葉で伝えてくださるやさしい先生で、まだ生まれてもいない卵のバーは、卵ですが、とてもしあわせそうです。香取先生、ありがとう!

★メインメニュー(1000円)

インド風に、1枚の銀色のお皿に「サササとカッコヨク」盛ってくださるそうです。おいしそうですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以上のメインに東方力丸さんの漫読ライブはじめいろいろなおたのしみを含めて1000円。お財布にもうれしいバーにしたいです。もう一人の調理スタッフも現役料理長なので、予算の残りで地場野菜に軸を置いた追加メニューをつくってもらいたいと思っています。

 そして、司会者も決定です。

当日は、劇団ほぼ無職の団員さんでもある、ねもじーさんに司会進行をして頂きます。twitterには、「水煙草と妻を愛する28歳、下北沢、ボランティア、婚活支援、ノンポリ、デフォルメひも」などの自己紹介がありますが、「愛妻家のデフォルメひも」という時点で、今からとても気になるひとです。「無職フェスって普段なにしてるんだ?」「劇団ほぼ無職ってなにもの?」 いつも楽しげな無職フェスさん、そして劇団ほぼ無職さん。当日、機会があればいろいろと聞いてみたいですね。ねもじーさん、よろしくおねがいします!

色んな人が、自然とお手伝いを名乗り出てくれたりの日々です。みえないバーは、「みなさんやさしいなあ…」と、すっかり癒される方になってしまっています。ありがとうございます。来てくれるみなさんにも、きっと恩返しできますように。ゆったりしたごはんタイムになればいいですね。インゲンのきらいな人は、インゲンのすきな人に食べてもらいましょう。

★2012年をどう生きればいいのかナンダカヨクワカラナイひとのよもやまばなし★

近頃、「傾聴ボランティア」という言葉をよく耳にするようになったけれど、今の日本は、そもそも全体的に、ゆったりと対話する時間や場、機会、相手、そして、対話を通さずともこころを委ねることのできる信頼、沈黙に生じる癒し。――そんな、ほっとできるたくさんのモノやコト、安心に纏わるあらゆる大切なものが見失われているのだろうな~、と、つよくそう感じます。

どこにいっても、「癒し」が求められている。
そして、「癒し」が売り買いされている。
きっと、現代日本で最も高い需要を誇るものは、「癒し」!

ほっとできる、ほっとする、――そんな安心、取り戻せるかな? それとも、「失った」と思っているものは、これからだれかといっしょに生み出すものかもしれない。「癒し」って、もしかすると、お金を払わずとも、自分たちで生み出すものだったのかもしれない。――最近、よくそんなことを思います。「癒し」を自分たちで生み出せるなら、それ以上のことってないと思うんです。「つくってみたいな、生み出してみたいな、癒し。」 みえないバーは、ボンヤリですが、そんなことを思っています。今すぐにじゃなくっても、孤立無援社会を迷走するたくさんのひとが、一日でも早く、ひとときでもほっとできる場所やだれか大切なひとに出会えるといいですよね。そんな機会が、社会にたくさん生まれてくれたらいいなあと願います。(きっとたくさん、生まれてくれますように。)

あたらしいせかいへの糸口って、実は、自分が思うより、ずっとたくさんあるかもしれない。
そんな希望をあたためつつ、ゆっくり、しっかり参ろうと思います。
どうぞ、よろしくおねがいします。

次回の更新は、パフォーマーの募集! 
楽器のできる人はじめ芸達者な人、きてきれないかな~とのんきに考えてます! のんき!

みえないバーって?

「たいせつなものは、目にみえない。」

1年後、3年後、10年後、ぼくは、あなたは、まだ、生きているでしょうか?――孤立無援社会のさなか、かなしく取りこぼされるいのちやひとのひかりがあります。みえないバーは、ふだん、可視化されがたい病や障がい、非正規雇用の若者をはじめとするさまざまな貧困、仕事、子育て、孤独など、あらゆる目にみえない悩みを持つ人が、困っているもの同士、にんげん同士、いきもの同士、いのち同士、どんどん結びあいたいバーです。

「ぼくの秘密をいうよ。すごくかんたんなことだ。心で見なければ、よく見えないっていうこと。大切なことって、目には見えない。」

(サン=テグジュペリ『星の王子さま』より)

やあ、いのち。たいせつな、せかい。

はじめまして。みえないバーに暮らす妖精・ナンダカ・ヨク・ワカラナイです。見えないバーは、まだ生まれてもいないたまごのバーです。なにをするバーかって? なんでもです。くたびれたにっぽんがげんきになれるようなことなら、なんでもやりたいバーです。なんでもって、どんなことがあるでしょうか。ひとまず、いきもの同士、いのち同士、いっしょにごはんを食べて、いっしょにつくっていきませんか。あとちょっと、いごこちのいい、せかい。あとちょっと、やさしい、みらい。

プリントアウトしてご自由にお使いください

なんだかよくわからないステキな絵を提供してくれたのは、絵描きのHonznas氏。そして、横たわる美女は、おなじく絵描きの加瀬世市氏。おふたりについては、またあらめてご紹介させていただきます。

みえないバーでは、今後の営業に、気の向いたときに参加してくださるひとを募集しています。条件はいのち! いのちあるひとをみんな募集します。なんにもしないのがすきなひと、ぶらり一人旅がすきなひと、無職のひと、ともだちがいないと思ってるひと、勇者、魔女、妖精さん、魑魅魍魎、神の類、絵描きさん、ヘタな歌をうたうシンガ―さん、音楽家さん、料理の好きなひと、昼寝でのび太になれるひと、きれいなジャイアン、きたないジャイアン、きれいすぎるブタゴリラ、どんなひとも募集ちゅうです。ふらっと、ぴよっと、twitter @Ao_69へ気軽に声をかけてください。

生態系は、たぶん、みんなかぞく。いっしょにたべませんか。いのちのごはん。

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